ドライアイと飛蚊症の治療法

ドライアイ・飛蚊症にはアイヘルス - 自己免疫疾患

自己免疫疾患

自己免疫疾患の一種に、シェーグレン症候群があります。
主な症状は、涙腺の涙分泌障害、唾液腺の唾液分泌障害など。
40~60歳の女性に多く発症し、男女比は1:14と、女性に多い疾患です。
名前は、1933年に論文を発表した、スウェーデンの眼科医ヘンリック・シェーグレンにちなんでつけられました。

〈症状〉
腺細胞からの分泌物低下が主な症状ですが、そこから様々な症状が現れます。
主な症状は、眼。
涙の分泌様式は「基礎分泌」「反射性分泌」の2種類あり、この両分泌に障害を与え、ドライアイなどを引き起こします。

口腔症状はドライマウス。
唾液腺が破壊され、唾液の分泌が減少する事で起こります。
唾液は、抗菌作用があるラクトフェリン、リゾチーム、Igaという物質を含みます。
また、カリウム、リン、フッ素といったミネラルが歯を守っています。
唾液分泌によって、虫歯の増加、味覚変化、口内炎の好発、喉が乾燥して食べ物が喉を通らないといった自覚症状が現れます。

他に、関節・筋肉・甲状腺・腎臓・皮膚・神経・肺などで様々な症状が現れます。

〈治療〉
現状では、完全に治癒する事はできません。
乾燥症状を軽減させる、疾患の活動性を抑えて進展を防ぐ事が現在行われる治療です。

日常生活で気をつける事
◇規則正しい生活
◇安静・十分な睡眠(過労をさけ、昼寝するなど)
◇バランスの良い食事
◇ストレスを避ける

〈取り組み〉
国際的研究会「国際シェーグレン症候群シンポジウム」が2~3年に1度開かれ、多くの医師がこの疾患の研究をしています。